シティバイクがアストリアに 今夏から導入開始

 【10日付DNAインフォ】 クイーンズ区アストリアに今年の夏からシティバイクが導入されることになった。
 ニューヨーク市運輸局(DOT)が4日発表した地図には、アストリアに設置されるバイクスタンド59カ所の候補地が記されている。アストリアパークやクイーンズ・ブリッジ・パークなど公共施設の他、ソクラテス・スカルプチャー・パークやノグチ美術館、動画博物館など芸術施設の近くにも設置されることがすでに決まっている。その他の設置場所はまだ決定しておらず、8月に開港予定のフェリー乗り場や、クイーンズプラザ・ノースからディトマースブルバードまでの間の地域で候補地が挙がっている。新たなバイクスタンドの多くは、現在ある歩道に取り付けられる予定だ。
 候補地は昨年秋に行われた地域委員会の会議で提案されたもので、DOTは、初夏までに最終設置場所を決定したいとしている。また、夏の終わりまでにはバイクスタンドの設置工事を開始するが、設置場所の最終決定が行われる数週間後の会議までの間、「できるだけ多くの人の声を聞きたい」と市民からの意見を募っている。
 同区ではロングアイランドシティに次ぎ、2番目の導入地域となる。

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