「Journal of the American Medical Association Cardiology」(米医学協会文献・心臓学)電子版は12日、ニューヨーク市の「トランス脂肪酸」使用規制法が施行されてから3年間に、市で心疾患の発症率が6%減少したと発表した。
同調査の共同著者、イエール大学医学部のエリック・ブラント博士によると、6%減少したことで、市では10万人につき43人が心筋梗塞や脳梗塞などの発症を免れた計算になるという。また、同博士は、同規制が市民の健康を保つ効果があることを実証した、初の調査結果になったと述べた。
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