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【12日付ニューヨークポスト】マンハッタン区金融街にある雄牛の銅像「チャージングブル」の作者アルトゥーロ・ディモディカさんが12日記者発表を行い、先月銅像に立ち向かう形で設置された「恐れを知らぬ少女」像について、制作を依頼した投資会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズを提訴する意向を明らかにした。
デモディカさんの弁護団によると、同社は少女像を雄牛像と共にマーケティング資料に掲載しており、これはディモディカさんが所有する雄牛像の商標と著作権の侵害に当たると指摘している。同社は像のそばに金融商品の公告板を設置していたため、弁護団はこれが商用利用法違反に当たる恐れもあると指摘する。
少女像は3月8日の国際女性デーを記念して1週間の予定で設置されたが、像の永久設置を求める署名運動が起こり、ビル・デブラシオ市長は2018年2月までの設置延長を認めていた。弁護団はこれについて、同社と市のイベント管理室の間で何らかの取り引きが行われていないかを確認するため、市に対し情報公開請求を提出したことを明らかにした。
ディモディカさんは少女像が撤去されれば、提訴しない可能性もあると話した。
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