「地下鉄サーファー」が自首 スタントマン志願の男

 【18日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】電車の屋根に登りセルフィーを撮るなどしていた「地下鉄サーファー」がこのほど、ニューヨーク市警察(NYPD)に自首した。
 自称「スタントマン志願」のクリストファー・グッティラ被告(24)は12日午後2時ごろ、地下鉄7番線の屋根に登り無謀な危険行為をしたとして、起訴された。クイーンズ区で地上に出た7番線の上を男が歩き回る姿が、同被告のインスタグラムに投稿されており、写真にはジャケットで顔を半分隠した同被告の姿が写っていた。また、地下鉄の立入禁止区域内で撮影された写真もあり、同被告はこれらの行為についても自供している。
 NYPD交通課のジョー・フォックス課長は17日、「愚かな行為をしたが、ようやく心を改め自首した」と述べ、ツイッターで、「いわゆる『地下鉄サーフィン』は危険であるだけでなく違法だ」と発信し、市民に注意を呼び掛けた。
 同被告がインスタグラムに投稿した動画の中には、今年2月にカルチャーメディア「マスアピール」が行ったインタビューがある。その中で同被告は、「私は電車の屋根に登ることに取りつかれている。もはや好き嫌いの問題ではない」と話している。

Doug Letterman from Berkeley, CA

Doug Letterman from Berkeley, CA