7歳男児に殴る蹴るの暴行 小学校の校長を逮捕

 【20日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ブルックリン区の小学校の校長が18日、7歳の男児に暴行した疑いで逮捕された。
 イーストニューヨークの公立(PS)第202校の元校長マイケル・スペンサー=エドワーズ被告(42)は今年3月13日、2年生のハシーム・ウェルチ君が、同校で着用が禁止されているフード付きのスウェットシャツを着て、カフェテリア内を走り回り、職員を叩いているのを目撃。身長6フィート3インチ(約190センチメートル)の同被告は、ウェルチ君をカフェテリアから引きずり出し、殴る蹴るなどした疑いがもたれている。
 帰宅したウェルチ君の顔面が腫れ、腹部や背中にあざができているのを母親が見つけ、ニューヨーク市警察(NYPD)に通報。同被告は暴行罪や児童福祉法違反などで同区刑事裁判所に起訴され、保釈金なしで釈放された。
 同被告は、ウェルチ君が自分を蹴ろうとしたため腕をつかみ引きずっただけだと供述したが、同被告がウェルチ君をカフェテリアから引きずり出し、階段の吹き抜けで暴行を加える様子が動画に収められていた。
 市教育局によると、同被告は懲戒処分となり、子どもと直接接することのない職務に就いている。

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