【25日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】 U.S.ニューズ&ワールド社は25日、毎年恒例の「全米ベスト・ハイスクール・ランキング」を発表、州別部門でニューヨーク市の高校が州の上位10校を独占した 。
1位に選ばれたのは、ブロンクス区のザ・ハイスクール・オブ・アメリカンスタディーズ・アット・リーマン・カレッジで、州別ランキングでは4年連続の1位となり全国ランキングでも17位に選ばれた。
同校は文系科目に重点を置いたカリキュラムで知られ、テスト重視ではない幅広い分野の知識が学べると評価されている。生徒は全員AP(Advanced Placement)試験で世界史や米国の歴史を受験し、また11年生以上ではリーマンカレッジで大学のクラスを受講し、単位取得も可能だという。
2位以下には、マンハッタン・ブリッジズ・ハイスクール、ハイスクール・フォー・マス・サイエンス・アンド・エンジニアリング・アット・シティーカレッジ、KIPPアカデミー・チャータースクールなどが続いている。
同ランキングは、同社がSATなどのテストの点数やAPの成績、学習障がいのある生徒の指導などについて全国の公立校2万8496校を調査し、順位を決定した。