カバのバレリーナ、舞い踊る 屋外アートを楽しもう

 この春、華やかな「ブロードウェー」デビューを飾ったのは、カバのダンサー、「ヒッポバレリーナ」。デンマーク人アーティストのビヨン・オクホルム・スカラップによる、チュチュをまとった高さ4.5メートルのブロンズ作品だ。実際の重さは2.5トンあるが、いまにも踊り出しそうな軽やかさ。カバのバレリーナは、1940年のディズニー作品「ファンタジア」の中で登場して以降、人気のモチーフになっている。設置されているのはリンカーンセンターを望む西64丁目とブロードウェーの角にあるダンテパーク。屋外アートを楽しめる季節が到来した。

同作品はニューヨーク市公園局が主催する「アート・イン・ザ・パークス」プロジェクトの一環 (photo: Yebisu Yamada / 本紙)

同作品はニューヨーク市公園局が主催する「アート・イン・ザ・パークス」プロジェクトの一環 (photo: Yebisu Yamada / 本紙)