【18日付カーブドニューヨーク】不動産情報サイトのストリートイージーは19日の「エコ通勤デー」を記念して、ニューヨーク市内のサイクリストが住みやすいお勧め地域を発表した。同サイトは市の交通局などが公開しているデータを基に、その地域に設置されたシティバイク用駐輪スタンドの数や自転車専用レーンの混雑状況、公園へのアクセス度などを考慮してランク付けした。
1位に選ばれたのはマンハッタン区アッパーイーストサイドのレノックスヒル。2位以下はブルックリン区パークスロープ、マンハッタン区バッテリーパークシティー、アッパーイーストサイド、ミッドタウンウエストが続いた。
レノックスヒルにある自転車専用レーンの距離は4.4マイル(約7キロメートル)と、トップ5にランクインした地域の中で最も短いが、セントラルパークへのアクセスが良いことやイースト川沿いのグリーンウェーへもつながっていることなどが評価された。
一方、クイーンズやブロンクス区などの地域はランクインしなかった。これらの地域は現在、マンハッタン区に比べると自転車専用の設備が整っていないためで、シティバイクは今後、2区に加えてスタッテン島へも設置を広げたいとしている。