【19日付NBCニュース】15歳の少女にわいせつな写真を送った疑いで起訴されていた元連邦下院議員のアンソニー・ウィーナー元被告(52)は19日、マンハッタン区ローワーマンハッタンの連邦地方裁判所の罪状認否で罪を認めた。これにより元被告は性犯罪者として登録され、司法取引により21~27カ月の懲役を科される見通し。
元被告は判事の前で泣き崩れ、「私は病気です。しかし言い訳はしません」と述べた。陳述書朗読の前に判事から少女と知り合ったときの状況や少女が15歳だと認識していたかなどの質問を受けた。元被告は、2016年3月頃からわいせつな写真の交換やみだらな行為の要求など、ウェブサイト上で少女と不適切なやりとりを始めたと認め、昨年秋には自分の行為が病的であると気付き、治療を始めたという。
ブルックリンおよびクイーンズ区選出の民主党連邦下院議員を12年間務めていた元被告は、女性にわいせつな写真を送っていたことが原因で11年に辞任していたが、その後も同様の行為を続けていた。
元被告の妻で昨年の大統領選挙期間中、ヒラリー・クリントン前国務長官の側近を務めたフーマ・アベディンさんは、元被告が罪を認めた数時間後に離婚届を提出した。