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【23日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨーク州議会上院独立民主委員会が23日に発表した報告書によれば、マンハッタン区のフードトラックが、ニューヨーク市内5区の中で最も不衛生であることが明らかになった。
2016年にマンハッタン区で営業していた4319台のフードトラックおよびフードカートの検査をしたところ、5044件の違反が見つかり、1193台で2つ以上の違反があった。一方、同区を除く4区のフードトラックおよびフードカート2752台の違反は2817件で、623台で2つ以上の違反があった。
各区別での違反は、クイーンズ区で1212件、ブルックリン区で982件、ブロンクス区で600件、スタッテン島で23件だった。1回の検査で違反が見つかった割合は、マンハッタン区が最も高く1.7%、最も低かったのは0.82%のブロンクス区だった。
州議会上院は同日、市のフードトラックやカートにも一般の飲食店と同様に、アルファベットによる衛生検査評価システムを採用する法案を可決した。同法案の提案者であるジョセ・ぺラルタ上院議員(民主)は、「この透明性のある制度が実施されれば、フードトラックやフードカートで購入したホットドッグやタコスなど、食品の安全性に対する消費者の不安が解消されるだろう」と述べた。
市議会も24日、フードトラックに衛生検査評価システムを導入する法案を可決、市保健精神衛生局による施行は9カ月後となる。

yooperann
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