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【6日付ニューヨークタイムズ】行き先が同じ客同士がタクシーをシェアする相乗り制度をイエローキャブが導入し、「ウーバー」(Uber)など配車サービスの出現で離れていった客を呼び戻せるか注目されている。
イエローキャブの相乗りサービスは「ビア」(Via)と「カーブ」(Curb)という2つのアプリを通して利用できる。既にマンハッタン区ではサービスを開始しており、ビアの社長ダニエル・ラモットさんは「1人で乗るよりも運賃を安く抑えることができるため、利用者が増えるのでは」と期待する。
ニューヨーク市のタクシーリムジン委員会(TLC)によると、ここ数年、ウーバーなどの台頭でタクシー業界は厳しい状況に置かれており、今年3月に記録されたイエローキャブの1日平均運行回数は約33万回と、約39万回だった昨年同時期に比べ減少している。しかし、混雑が著しい地下鉄を避けるためタクシーを利用するニューヨーカーも多く、需要は高まりそうだ。
今後、マンハッタン区だけでなく市内全域で約7000台のイエローキャブが相乗りサービスを提供する予定。利用者からも「相乗りサービスは出会いの場でもある」など、導入を歓迎する声が上がっている。
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