【9日付CBS ニューヨーク】ニュージャージートランジット(NJT)は9日、マンハッタン区のペンステーションで7月から8月にかけて行われるアムトラックの線路の大規模修復工事に伴う運行スケジュールの変更を発表した。アムトラックは、今年3月と4月に脱線事故が相次いだことや故障が多く見つかったことを受け、予定していた工事を早めることを決定。それに伴い21本ある線路のうち3本を閉鎖する。
変更となるのは、7月10日~9月1日までの平日の運行スケジュールで、週末は通常通り。最も影響を受けるのは、モーリス・アンド・エセックス線の利用者。工期中にマンハッタン区へ行くには、ホーボーケン駅からパス(PATH)トレインまたはフェリーを利用することになる。同路線の利用者は、ニューヨーク行きの乗車料金が最高63%引きになる。また、フェリーを運営するニューヨークウォーターウェーは、ホーボーケンとローワーマンハッタンを結ぶフェリー路線に加え、ホーボーケンとミッドタウン間の運行を開始する。
NJTは利用者に、Eメールサービスの「マイトランジット・アラート」に登録するか、同局のツイッターまたはウェブサイトで最新の情報を確認するよう呼び掛けている。