9・11トリビュート博物館が開館 日本人製作の模型展示

 2001年に起きた米中枢同時テロ現場近くに14日、9・11トリビュート博物館が開館した。遺族らによる「9・11家族会」運営の追悼施設トリビュートセンターを改称し、展示内容を大幅に刷新したもの。
 主な展示物の1つに建築物模型製作の専門家、古山康人さん(岐阜県可児市)が製作した復興現場の模型がある。古山さんはニューヨークの設計事務所で勤務した経験があり、仕事ぶりを見た関係者が家族会に紹介した。

14日午前に行われた開館セレモニー。同博物館共同創立者のジェニファー・アダムス=ウェッブさん(左から5人目)とリー・レルピさん(同6人目) photo: Courtesy of the 9/11 Tribute Museum

14日午前に行われた開館セレモニー。同博物館共同創立者のジェニファー・アダムス=ウェッブさん(左から5人目)とリー・レルピさん(同6人目)
photo: Courtesy of the 9/11 Tribute Museum