ニューヨーク市は2018年第１四半期をめどに、緊急連絡番号911へのテキスト送信を可能にする。市情報通信技術局（ＤｏＩＴＴ）がこのほど発表した。
新しいシステムでは、送信場所を特定できるようにするなど、市民と、緊急医療隊、警察、消防をつなぐ、オペレーター間のコミュニケーション向上のための技術も導入する。また、動画や写真などを送信できるシステム「NextGeneration 911」も開発、22年までの導入を目指す。ＤｏＩＴＴのアン・ロエスト本部長は声明で、「同システムにより市民に新しいコミュニケーション方法を提供できる。また、テクノロジーの進化と共に継続的に911をアップグレードし、改善できるようになる」と述べた。
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