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【21日付DNAインフォ】ニューヨーク州がこのほど発表したデータによると、今年に入ってからこれまで、ニューヨーク市内の地下鉄で改札を飛び越え不正乗車をしたとして逮捕された8625人のうち89%がヒスパニック系またはアフリカ系だったことが明らかになった。
実際に収監されたのは約2220人だが、ニューヨーク市警察(NYPD)によると、これは全体の25%ほどだという。4人に3人は裁判所への出頭命令が出されるだけで、見逃されている。
この事態を受け市民からは、「マイノリティーが逮捕されやすい傾向にあるのでは」と疑問の声が上がっているが、これに対しニューヨーク市交通局(NYCT)のロバート・ディール副局長は「人種に関係なく、不正乗車を確認した場合はNYPDの警官が適切な判断を下す」と話している。
最も逮捕件数が多いのはタイムズスクエア駅やユニオンスクエア駅だが、同副局長は「利用者が多い駅により多くの警官を配備しているため、逮捕件数も多くなると推定される」と分析。一方で、不正乗車の罪の重さを、掲示板などで警告するなど、何らかの防止策が必要との声もある。
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