アパート新築数トップはLIC 全米の地域別リスト発表

 【26日付カーブドニューヨーク】アパートのレンタルサイト、レントカフェがこのほど、2010年から16年までのアパート新築数を地域別にまとめた全米リストを発表、クイーンズ区ロングアイランドシティ(LIC)がトップとなった。
 調査によると、LICでは41棟のビルおよび1万2533戸のアパートが新築されており、7551戸だった2位のカリフォルニア州ロサンゼルス市ダウンタウンを大きく引き離している。
 LICはこの数年で大きく様変わりし、10年から16年に完成したアパートは、地域全体のアパートの36%にも上る。古い倉庫が新しいビルに生まれ変わり、若者向けのレストランやバー、アートギャラリーが軒を連ねる。公園などの公共施設も住民の憩いの場となっている。
 この他トップ10入りしたのは、6058戸のヘルズキッチン、5269戸のブルックリン区ウイリアムズバーグ、3851戸のダウンタウンブルックリン、3536戸のマンハッタン区アッパーウエストサイドだった。
 注目すべきはヘルズキッチンで、10年から16年の間に15棟のビルが建設され、新たに登場したアパートの数は、ニューヨーク市内に限ればLICに次いで2位となる。

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