17歳に酒飲ませ性的暴行 マドンナの振付師兼バックダンサー

 【10日付DNAインフォ】ダンサーで振付師のビジャン・ウィリアムズ被告(34)が9日、未成年に酒を飲ませ性的暴行を加えた疑いで逮捕された。同被告はジェイZやマドンナのバックダンサーだった。
 マンハッタン区地方検事局の発表によると、同被告は8日夜、同区西16丁目にあるマリタイムホテルに知人である17歳の少女を連れ込み、数杯の酒を飲ませた。酒に酔って眠った少女が目を覚ますと、同被告が少女に性的暴行を加えていたといい、暴行された後、少女は部屋から逃げ出そうとしたが、ドアの前で同被告が眠っていたため外に出ることができなかったという。
 同被告は9日午前6時50分ごろ、少女から通報を受けホテルに駆け付けたNYPDの警官により、性的暴行および不法監禁の疑いで逮捕された。
 同日行われた裁判所での罪状認否で同被告は性的暴行および不法監禁では起訴されなかったが、第1級の児童虐待および未成年者に飲酒させた罪では起訴された。検察は、性的暴行および不法監禁の罪で不起訴になったことについてコメントを拒否している。
 同被告は自己誓約の後保釈されたが、同裁判所判事は同被告に対し、少女への接近禁止命令を出した。

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