ジャパンカッツ!@Japan Society 2017

© 2017 Alley Cat Film Partners

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全作品英語字幕付き
◎監督・出演者の挨拶・質疑応答、ビデオメッセージあり
★パーティーあり(特別料金)

入場料:$14(一般)、$11(学生・シニア)、$10(会員)、
5作品以上購入割引、オールアクセスパスあり。

会場:333 E. 47th St.
www.japansociety.org

 
 

15日(土)
「聖の青春」正午/難病と闘いながら将棋に全人生を賭け、29歳で亡くなった天才棋士・村山聖(松山ケンイチ)の余命3カ月を描く(16年)。「変魚路」午後2時30分/自殺願望者の「生き直し」事業の仕事をする2人の男の旅を、虚実と現実が交錯する摩訶不思議な世界観で描くロードムービー(16年)。「アリーキャット」4時15分/警備員として働く元ボクシングチャンピオンのマル(窪塚洋介)はひょんなことから自動車整備工のリリィ(降谷建志)と出会う。犯罪がらみの事件に巻き込まれながら2人はやがて親友になっていく(17年)。「おクジラさま〜ふたつの正義の物語」7時◎/映画「ザ・コーヴ」により、和歌山県太地町はイルカ殺しの町として糾弾されるようになった。異なる立場の人たちへの取材を通して、双方の視点から捕鯨問題の真相を探る(16年)。「22年目の告白〜私が殺人犯です」9時30分/=世間の注目を集めた連続殺人事件は未解決のまま時効を迎えた。時効後、犯人を名乗る曾根崎(藤原竜也)は告白本を出版、マスコミの前に姿を現す(17年)。
 

16日(日)
「ねこあつめの家」正午/スマートフォン向けアプリ「ねこあつめ」を実写化。スランプに陥ってしまった人気作家、佐久本勝(伊藤淳史)は片田舎の古民家に移り住むが、生活は下降する一方。そんな彼の前に1匹の猫が現れる(17年、92分)。「ざ・鬼太鼓座」午後2時/名匠・加藤泰監督の遺作にして異色のドキュメンタリー作品。芸能集団「鬼太鼓座(おんでこざ)」の若者たちを撮影し、約2年の歳月をかけて製作。第73回ベネチア国際映画祭クラシック部門上映作品(1981年、06年デジタルリマスター版)。「恋とさよならとハワイ」4時15分◎/第12回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門JAPAN CUTS Award受賞作品。優柔不断で不器用なヒロインの成長を描くラブコメディー(17年)。「テラスにて」6時45分/山内ケンジ監督が岸田國士戯曲賞を受賞した自作戯曲『トロワグロ』を映像化。豪邸でのパーティーに居残った客の一人が発した言葉をきっかけに、それぞれの欲望や嫉妬、秘密が暴かれ思いも寄らぬ方向へと転がっていく様を描く(16年)。「はるねこ」8時45分/ロッテルダム映画祭で「今年一番の変わり種」と紹介された実験的作品(16年)。
 

18日(火)
「眠り姫」午後6時30分/記憶と妄想の境界がない夢を見続ける中学校の非常勤講師、青地(声:つぐみ)の、得体の知れない不安を、声と風景で描き出す。(07年)。「ダゲレオタイプの女」8時15分/写真家のステファン(オリビエ・グルメ)は、亡き妻に似た娘のマリー(コンスタンス・ルソー)を19世紀に発明された写真撮影法ダゲレオタイプで撮影することに執念を燃やし、マリーを拘束する。ステファンのアシスタント、ジャン(タハール・ラヒム)はマリーと恋に落ちる(16年)。
 

19日(水)
「Resistance at Tule Lake」午後6時30分◎/カリフォルニア州トゥーリーレイク日系人強制収容所で起きた抗議運動を証言や残された映像と写真などを通して振り返る(17年)。「過激派オペラ」8時45分/劇団「毛皮族」主宰の江本純子が自作小説『股間』を映画化。女たらしの女演出家・重信ナオコ(早織)の成功と挫折を、辛辣かつユーモラスに、またエロティックに描いた青春群像劇(16年)。
 

20日(木)
「オーバー・フェンス」午後7時◎/妻に見放された白岩(オダギリジョー)は故郷・函館で失業保険暮らしをしながら職業訓練校に通う怠惰な生活を送っていた。そんなある日、鳥の真似が得意な一風変わったホステス聡(蒼井優)と出会う(16年)。★ CUT ABOVE 賞授賞式(オダギリジョー)&パーティー
 

21日(金)
「FOUJITA」21日(金)午後6時30分◎/=フランスで活動した20世紀の画家、レオナール・フジタこと藤田嗣治の人生をオダギリジョーが熱演。メガホンは名匠小栗康平。日仏合作。第28回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品(15年)。「帝一の國」9時30分 /日本一の名門、海帝高校に主席入学した赤場帝一(菅田将暉)の野望は、生徒会長になり、末は総理大臣になって自分の国を作ることだった。彼は2年後に控えた生徒会長選に向けて、全国屈指の頭脳を持つ800人の高校生に戦いを挑む(17年)。
 

22日(土)
『疾風ロンド』正午/ 東野圭吾の同名サスペンス小説を映画化。医科学研究所から極秘扱いの生物兵器「K-55」が盗まれる。研究所主任の栗林和幸(阿部寛)は所長の命を受け「K-55」の隠し場所を探り始めるが(16年)。 短編映画特集、午後2時15分=将来が有望な若手監督を中心とした短編映画、4本を上映(合計上映時間は84分)。「北北西」4時15分◎/イスラム教徒のイラン人留学生ナイマ(サヘル・ローズ)とレズビアンのケイ(韓英恵)は深い絆で結ばれるが、嫉妬したケイの愛人アイはナイマに対して反イスラム主義的な偏見を持つ。第20回釜山国際映画祭・公式コンペティション正式出品作品(15年)。「大和(カルフォルニア)」7時30分◎/ラッパーを目指す不登校少女さくら(韓英恵)は米兵の娘・レイ(遠藤新菜)と出会い仲良くなるが、米国出身の彼女に劣等感を抱くようになる。サクラは厚木基地周辺に生きる人々とのふれあいを通して自我を模索し始める(16年)。「アンチポルノ」10時30分/=日活ロマンポルノ45周年記念プロジェクトの一環。小説家兼アーティストとしてブレイクした京子(冨手麻妙)は、極彩色の部屋にこもりマネージャーの典子(筒井真理子)から知らされるスケジュールを分刻みでこなす毎日を送っている。やがて京子は虚構と現実の境が曖昧になっていく(17年、18歳以上)。 *短編の同時上映あり
 

23日(日)
「お父さんと伊藤さん」正午/=気ままに暮らす34歳の彩(上野樹里)は、小学校で給食係をする20歳年上のバツイチ男・伊藤さん(リリー・フランキー)と付き合っている。そんな2人のもとに突然、彩の父親(藤竜也)が転がり込んで来る(16年)。「なつのひかり」午後2時30分/ベルリン国際映画祭パノラマ部門オープニング作品、フランス・セザール賞のベストドキュメンタリー作品ノミネートを果たした新進監督初の長編作品。キャストに全員日本人を迎え、物語を通して暴力の歴史を振り返る(16年)。鈴木清順監督・追悼上映会「ツィゴイネルワイゼン」4時15分/(80年、新デジタルリマスター版)。「この世界の片隅に」7時15分◎/キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第71回毎日映画コンクール日本映画優秀賞。