日本のウイスキーにペアリング新提案 アジアン・ウーマン・イン・ビジネス

 米国在住のアジア人女性を支援する非営利団体、アジアン・ウーマン・イン・ビジネスは10日、マンハッタン区内の会場で全米初となるウイスキーとチーズのペアリングのイベントを開催した。
 来場者には、ウェルカムドリンクとしてサントリーから米国で新しく発売された「季(トキ)」を使ったハイボールが、また季を含む4種類のウイスキーとそれに合う4種類のチーズが振る舞われた。季は同社のウイスキーの中でも人気が高い「白州」「山崎」「知多」の3種類をブレンドした商品で、青リンゴや白コショウのような爽やかな風味が特徴。ウイスキーの魅力をより引き立てるチーズとして季にはシャウルス、響にはカマンベールがそれぞれ紹介され好評を博した。
 主催者の1人、スーザン・ハマカーさんは、「日本のウイスキーは日本食以外の食べ物とも相性が良いということを広めたい」と話した。
 同社の経営企画部長、早川寛之さんは「このイベントをきっかけに、もっと幅広い年代の人にウイスキーを飲んでもらえたら」と抱負を述べた。

新たなペアリングの提案は女性からも好評(photo: Yu Shimizu / 本紙)

新たなペアリングの提案は女性からも好評(photo: Yu Shimizu / 本紙)