マジック・ジョンソンが投資 LGA改修工事に

 【8日付amニューヨーク】ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は8日、米プロバスケットボール(NBA)の元スター選手、マジック・ジョンソンさんが、総工費80億ドル(約8800億円)をかけ進行中のラガーディア国際空港(LGA)の改修工事に、投資する予定だと発表した。
 ジョンソンさんが経営するマジック・ジョンソン・エンタープライズと投資銀行ループキャピタルが共同で運営するJLCインフラストラクチャーは、同空港の西半分の工事を担当するラガーディア・ゲートウェー・パートナーズに、1000万ドル(約11億円)の株式投資を行う。
 マイノリティーおよび女性起業家による企業が官民連携建設事業に株式投資を行うのは、州で初。同知事は、「ジョンソンさんとのパートナーシップは、州が支援を約束しているマイノリティーおよび女性起業家計画にとって重要な出来事となった」と述べた。ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)は、同空港の改修工事に6億ドル(約660億円)の援助を行うと発表している。
 州の発表によると、80億ドルの総工費のうち75%が民間の投資家によるもので、工事は2021年に終了する予定。

Thomas Lillis IV

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