女性を狙った連続強盗事件 銃を突きつけ現金や携帯電話奪う

 【11日付CBSニューヨーク】ブルックリン区で7月から女性を標的にした強盗事件が5回発生、NYPDは全て同一人物による犯行とみて犯人の行方を追っている。
 第1の事件は7月11日に発生。同区パークウェーコートで、20歳の女性が背後から襲われ顔を殴られ、携帯電話を盗まれた。15日には同エリアで21歳の女性が銃を突きつけられ、携帯電話と現金150ドル(約1万6000円)が入っていたバッグを男に渡した。16日には西2丁目で63歳の女性が銃を突きつけられ携帯電話と現金18ドルを奪われた。18日にはアベニューZと東26丁目で26歳の女性が何者かにつけられていると感じ、その場から逃げようとしたところ、追いかけられ、顔を殴られる事件が起きていた。
 報告されている最後の事件は22日、西3丁目を歩いていた22歳の女性が振り返りざまに、何者かに地面に押し倒され殴られた後、携帯電話とバッグ、現金約700ドルを奪われた。
 NYPDは11日、防犯カメラが捉えた映像を一般に公開。犯人は20代前半のアフリカ系男性で、最後に目撃されたときはフード付きのスエットシャツに黒いスニーカーを履いていた。犯行時はマスクなどで顔を隠していることが多かった。

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