南部連合旗掲げる部屋に投石 怒った近隣住民が

 マンハッタン区イーストビレッジのアベニューDと東8丁目に立つアパートの、南部連合旗を掲げた部屋の窓に16日、近隣住民が石を投げる騒ぎがあった。
 標的となった6階の部屋の窓には、同旗の他に米国とイスラエルの国旗が掲げられていた。これらの旗は1年ほど前から掲示されていたが、トランプ氏当選後は、夜になるとライトアップされており、バージニア州シャローッツビルで12日に起きた白人至上主義者による衝突事件を受け、再び注目が集まっていた。
 ニューヨーク市警察(NYPD)は同日午後11時ごろアパートの周囲を封鎖、同部屋を訪れたが住民からの応答はなかった。南部連合旗は人種差別と白人至上主義の象徴とされる。

南部連合旗を掲げたアパート=17日午前11時52分撮影 (photo: Trang/本紙)

南部連合旗を掲げたアパート=17日午前11時52分撮影 (photo: Trang/本紙)