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【21日付ニューヨークポスト】ニューヨーク州で医療保険未加入者が年々増えている。米内国歳入庁(IRS)の最新の報告書から明らかになった。
州では2015年、納税者960万人の4%に当たる40万5610人が医療保険に未加入で、未加入者に科される罰金の総額は1億8600万ドル(約203億円)に上った。全米では670万人が医療保険に未加入で、徴収された罰金の額が30億ドル(約3266億円)に達していた。罰金の最低額は325ドル(約3万5000円)だったが、16年には、最低695ドル(約7万5700円)に引き上げられている。
医療保険未加入者には健康な若者が多く、理由は「今は健康だから医療保険は必要ない」「自費で健康診断を受けているので必要ない」などの声が多い。
一方で、医療保険未加入者の中には、罰金のことを知らない人や、年収が4万7250ドル(約520万円)以下であれば、政府から助成金を受ける資格があることを知らない人が多いという。
州は、家賃などの生活費が高いため、医療保険を後回しにする人が多いことが未加入者の増加につながっていると推測している。
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