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【23日付DNAインフォ】ニューヨーク市はカーシェアを推進する試験プログラムを、年内をめどに開始する。これにより市内の通行車両数を減らし、環境改善や渋滞の緩和を図る。
2年間にわたり実施する同プログラムは、マンハッタン区東ハーレムやブルックリン区ウィリアムズバーグ、クイーンズ区ジャクソンハイツなど、約15の地域で合計300台分の駐車スペースをカーシェアプログラムの乗用車専用に置き換えるもの。「一般車両の駐車を禁止することで、自家用車を持っていてもあまり乗っていない人が車を売ろうと思うきっかけになれば」とブルックリン区の第6地域委員会のエリック・マックルーアさんは話す。
一方、住民らからは既に反対の声が上がっている。路上の駐車スペースを探すのに20分かかったというマンハッタン区の女性は、「環境のことを思えばこの新しい取り組みに賛同するが、日頃から駐車スペースを探すのに苦労しているニューヨーカーとしては歓迎できない」と否定的だ。
シアトル、サンフランシスコとフィラデルフィア市で導入されているこのカーシェアプログラムは、今年の春に開始される予定だったが、市交通局によると、カーシェアサービスを提供している「ジップカー」や「カー2ゴー」などとの契約締結に時間を要しているという。
サービス開始以降は、メンバーシップ登録もできるようになる見通し。
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