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【25日付DNAインフォ】マンハッタン区のブレアリースクールの在校生と同窓生で結成したチームが、寄付者から給食費を集め、給食を必要としている子どもたちに提供するアプリを開発している。
13歳から18歳の6人は「Food for Thought」というアプリを開発中。発案者であるアリッサ・カパシさん(17)が大切にしているコンセプトは、「恩送り」(pay it forward)だ。以前、低所得家庭の子どもたちにサンドイッチが配られているのを見て、「飢餓問題は途上国だけでなく、身近な問題でもあることに気づいた。」とカパシさん。「給食費はオンラインで支払う。同じようにアプリを通して給食費を寄付できるシステムを作ろうと思った」と話す。
チーム名は健康と豊穣のシンボルである「イチジク」。社会問題に取り組むティーン向けのコンテストにも出場し、2000ドル(約22万円)の賞金を得た。しかし、アプリを本格的に始動させるにはまだ資金が足りないため、クラウドファンディングでさらなる資金を調達しようとしている。
カパシさんらは来年度までにアプリ完成させ、「試験的に3校以上に導入したい」と話している。
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