【5日付DNAインフォ】ニューヨーク市運輸局(DOT)は5日、ニューヨーク市内の自転車シェアサービス「シティバイク」のバイクステーションの設置を拡大すると発表した。バイクステーションは、クイーンズ区のアストリアに59カ所とロングアイランドシティに7カ所、マンハッタン区のハーレムに49カ所、ブルックリン区のクラウンハイツとプロスペクトハイツに合わせて27カ所を、12日から順次設置する予定。サービス拡大により、2000台の新しい自転車が導入されることになる。
DOTによると、工事はマンハッタン区から始まり、クイーンズ区、ブルックリン区と続く。いずれも工事が終了したその日から利用できるという。
DOTのポリー・トロッテンバーグ局長は、「今回のシティバイクのサービス拡大で、30平方マイル(約77平方キロメートル)をカバーすることになり、より多くの市民が便利で手頃な料金の交通手段を利用できるようになる」と述べている。
現在市内には、600カ所のバイクステーションと1万台の自転車が備わっているが、市は年内までに利用可能な自転車を1万2000台に増やす意向だ。