バス運転手、過去にも危険運転 6カ月間の服役も

 18日早朝にクイーンズ区フラッシングで起きたニューヨーク州都市交通局(MTA)とダリア・トラベル・アンド・ツアー社のバス衝突事故(18日本紙既報)で、ダリア社側のバスを運転していたレイモンド・モングさん(死亡、49)に、危険運転などによる複数の逮捕記録があることが分かった。
 モングさんはMTAのバス運転手として勤務していた2015年4月、コネティカット州で酒に酔った状態でバスを運転し、衝突事故を起こしたが現場から逃走し、逮捕された。MTAは同年にモングさんを解雇した。また02年には、イーストヘイブンの高速道路を乗用車で走行中、別の車にぶつかり玉突き事故を起こしたが、現場から逃走したことで有罪判決を受け、6カ月間服役している。