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【15日付イーター】タコスなどを販売するファストフードチェーン、タコベルは2022年までに少なくとも50店舗をニューヨーク市内に新設すると発表した。まずはマンハッタン区グリニッチビレッジ、タイムズスクエア、ブルックリン区ベッドフォードスタイブサントなど5店舗を来年初めにオープンする。
タコベルはこれまで、郊外を中心に店舗を展開してきた。その多くの店舗では、55%から70%の売り上げをトライブスルーで稼ぐとされ、これまで大都市での店舗展開には消極的だったが、過去2年間、大都市での店舗を増やしている。特に、アルコール類を提供する店舗は郊外店と同様の客足が見込めると判断。既にイリノイ州シカゴ市やテキサス州オースティン市に進出している。同社の最高執行責任者、マイク・グラムスさんによると、今後5年間に全米の大都市で300から350店舗を新設する計画だ。
各新店舗は少なくとも1000平方フィート(約93平方メートル)を確保し、交通の便が良い場所を選ぶ。ポップアップストアなどで認知度向上も図る。メニューに地域性を出し、アルコール類を販売する店舗では地ビールやフリーズと呼ばれる氷とリキュールを使ったドリンクもそろえるという。
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