昼の市長、夜の市長案を承認 セレブも駆け付け

 ニューヨーク市にも「夜の市長」が誕生する。ビル・デブラシオ市長は19日夜、ブルックリン区ブッシュウィックのパフォーミングスペースで市庁舎の中に「ナイトライフ事務局」を新設する法案に署名した。夜の市長の他、12人の委員で構成し、関連産業の振興と保安推進、近隣住民との折衝業務などに従事する。
 同法案は、家賃高騰や騒音問題を受け閉鎖が続く老舗や独立系の劇場を守ろうとラファエル・エスピナル市議会議員(民主)が提案。署名式にはジャズベーシストのロン・カーターさん、パンクロックバンド、ラモーンズのマーキー・ラモーンさんが駆け付けた。

19日、ブルックリン区のパフォーミングスペース「ハウス・オブ・イエス」で行われた署名式で握手する デブラシオ市長(左)とラモーンさん(右)(photo: Michael Appleton/Mayoral Photography Office)

19日、ブルックリン区のパフォーミングスペース「ハウス・オブ・イエス」で行われた署名式で握手する
デブラシオ市長(左)とラモーンさん(右)(photo: Michael Appleton/Mayoral Photography Office)