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2017.09.29 REPORTS コミュニティレポート

日本食PR、最大規模で開催 ニューヨーク共同貿易

 ニューヨーク共同貿易は23日(土)、マンハッタン区のメトロポリタンパビリオンで日本食材やレストランサプライのPRイベント「Japanese Food and Restaurant Expo 2016」を開催した。
 ニューヨークで開かれる日本食関連イベントとしては最大規模。入場者は昨年に続き今年も過去最多を記録、1941人が訪れ、出展企業は124社に達した。
 食品コーナーでは、漬物やわさび、塩、だしなど、ラーメンやすし文化以外の日本食を盛り上げる副菜、調味料なども紹介した。株式会社多田フィロソフィの多田佳嗣さんは、「原材料にこだわっただしを試してほしい」と日本食の基本ともいえるだしの米国での市場展開に期待を寄せた。初出店の株式会社菅野漬物食品の菅野嘉彬さんは、「ホットドックの上にピクルスではなく漬物を乗せてもおいしい」と提案した。
 酒コーナーでは「燗酒」の魅力をアピール。来場者らは同じ酒でも「冷」と「燗」での味、旨み、舌ざわりなどの違いを楽しんだ。秋田清酒株式会社の秋元結さんは「日本酒はぬる燗、熱燗など好きな温度で楽しめるのが醍醐味」と話した。
 ニューヨーク共同貿易のCEO山本耕生さんは、「今日のイベントが日本食の新たな1歩になるかもしれない」と、世界の食文化の中で日本食の裾野を広げたいと意欲を示した。

がんもどきを「tofu veggie nugget」として出した羽二重豆腐株式会社

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燗酒を試飲する女性

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