NYCフェリーに大型船を導入 さらなる利便性向上目指し

 【9月27日amニューヨーク】ニューヨーク市が数百万ドルの予算をかけ、NYCフェリーのサービスに大型船を導入する計画であることが9月27日までに分かった。利用者が長蛇の列を作り、長時間待たされる現状を受けて、フェリー1隻当たりの乗客数を増やし利便性を向上させたいとしている。
 今年5月1日の就航から間もなく、ビル・デブラシオ市長も定員に問題があることを認めており、改善を表明。市経済開発公社(NYCEDC)は、フェリーを運行しているホーンブロワー社と、150人を収容する現在のフェリーの2倍以上、定員350人のフェリー3隻を注文するための手続きを進めている。NYCEDCは、「サービス開始以来、既に200万人が利用している。ニューヨーカーがフェリーに大きな期待を寄せているのは明白だ」と述べている。
 市は、アラバマ州とルイジアナ州にある造船会社に20隻を注文済みだが、そのうちの3隻を大型船に切り替える。1隻当たりの製造費用は700万ドルから750万ドル(約7億9000万円から8億5000万円)。来年夏ごろまでの就航を予定している。また、大型船は必要に応じて全ての路線に適用される。

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