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【9月29日付DNAインフォ】ニューヨークのビル・デブラシオ市長は9月28日、75万ドル(約8440万円)を投入する「ネズミ撲滅計画」を発表した。ネズミの被害が深刻化するマンハッタン区アッパーウエストサイドが対象。
同計画では、被害報告が多い8つの公園と4つの学校を対象に、①太陽光を利用してごみを圧縮するごみ箱を29台設置し、餌となるごみをなくす②各学校で圧縮式の大型ごみ箱を購入し、道路にごみを捨てさせない③毒餌の設置を増やす④巣穴をふさぐ⑤ネズミが潜みやすい草木を刈り取る⑥市公園局の職員が、ネズミが多発する地域をパトロールし、住民を指導する⑦公園で飲食物を販売する食品管理規定に従わない屋台に対して呼び出し状を発行するなどして、ネズミの数を80から90%減らしたいとしている。
また市公園局は、同地域に害獣駆除業者と公園作業員3人を新たに配属する。市保健精神衛生局は今年初め、ネズミの繁殖力を奪う薬品「コントラペスト」を使用する試験プログラムを実施。市では巣穴をドライアイスでふさぎ、ネズミを窒息させる駆除の許可も下りているという。

アッパーウエストサイドのヒッポ・プレイグラウンドで9月28日、同計画を発表するデブラシオ市長(中央)(photo: Ed Reed/Mayoral Photography office.)
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