ヤンキースが防護用ネット拡張 ファウルボール直撃事故受けて

 【1日付CBSニューヨーク】米大リーグ(MLB)のニューヨークヤンキースは1日、防護用ネットを拡張し、観客の安全を強化すると発表した。
 先月、トッド・フレイジャー選手の打ったファウルボールが観客席にいた1歳の女児の顔面を直撃する事故があったばかりだ。防護用ネットの拡張を求める声はファンばかりでなく、他選手からも上がっていた。             
 同球団は要望に応え、専門家やMLBと共に素材や色、設置方法などを協議。現在は選手の控え席までしかない防護用ネットを、2018年までに大幅に拡張する。球団は「これにより、球場の安全性はMLBが設定したガイドラインを上回ることになる」としている。また、春のトレーニングキャンプで使用する、フロリダ州タンパにあるジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでも同様の措置を講じる予定だ。
 ジョー・ジラルディ監督は、「(試合で)使用しているボールはとても固く、避けるタイミングが難しいこともある。前に座っている人で見えないこともあるため、ファンの安全を強化することには大賛成だ」と話している。
 ニューヨークメッツは今年始め、防護用ネットを外野の中ほどまで広げている。

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