【4日付ニューヨークポスト】ブロンクス区のサウンドビューにあるマクドナルドで4日、夜間シフトのマネージャーが店内でコカインを販売したとして逮捕された。逮捕されたのは同店で8年勤続するフランク・ゲレロ被告(26)。同店では、夜間はドライブスルーでしか販売しないが、同被告はコカインを買いに来た客を、同僚の目を盗んで店内に入れていたという。
麻薬犯罪を専門にするブリジット・ブレナン特別検事によると、麻薬取締班による3カ月にわたる捜査「メニュー外の作戦」では警官が客に扮してコカインを注文。同被告はチーズバーガー2個、フライドポテト、ソーダに加え、クッキー用の紙袋にコカインを入れた。さらに、店内のトイレの液体石けん入れにもコカインを隠していた。同店の駐車場でも取引を行っており、その様子は監視カメラが捉えていた。
同被告はコカイン販売で1万900ドル(約123万円)を得たとされている。自宅アパートからも200グラムのコカインと現金5300ドルを押収、同居する交際相手の女も逮捕された。