ラガーディア空港で避難騒ぎ 職員と口論の末、「爆発物ある」

 【14日付NBCニューヨーク】クイーンズ区のラガーディア国際空港(LGA)で14日、70歳のアジア系の男が空港職員との口論の際に口走った一言で、同空港の一部で避難指示が出る騒ぎがあった。
 ミシガン州在住のジョン・パク被告は同日午前7時ごろ、同空港ターミナルBにあるスピリット航空のチケットカウンターで、手荷物を預けるためにかかる50ドル(約5600円)をめぐり空港職員と口論となり、持っていたバッグの中に「爆発物が入っている」と発言。ただちに同被告は逮捕され、爆発物処理班が周辺を捜査、同被告の手荷物から爆発物は見つからなかったが、約2時間30分の捜査中、コンコースAおよびコンコースBの保安検査場とその手前のエリアで避難指示が続いた。この間、コンコースCおよびDでは影響はなかった。
 同区の裁判所は同日夜、同被告をテロを想起させる脅迫罪で起訴、同被告は自己誓約により保釈された。11月28日に再出廷を命じられている。
 同被告は、「アジア人の私と彼らとは文化が違い、いろいろな場面で冗談を言うことがある。それに対して彼らが過剰反応しただけ。全て誤解」と話している。

Thomas Lillis IV

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