3年生校外学習、ミツワを見学 ニューヨーク育英学園

 ニューヨーク育英学園全日制部門の小学部3年生は9月27日、ニュージャージー州エッジウォーターにあるスーパーマーケット、ミツワへ社会科の校外学習へ出掛けた。
 今回の校外学習の目的は、「お店の人たちの工夫や仕事について、インタビューを通して学習する」。児童らは、商品の並べ方や消費者に喜んでもらうためのちょっとした工夫、食品加工業務についてなど、教室では知ることのできないことを学んだ。日本からの輸入食品について質問し、「乾いているものは船便で3カ月、生ものは飛行機で1週間」と聞いた際は、初めて知る内容に興味津々の様子だった。
 児童からは、「思っていたよりも多くの人が働いていた」(久江梨々香さん)、「いつも来ているミツワの見方が変わった」(堀花音さん)などの感想が聞かれた。
 また、算数の授業の一環として昼食は自分たちで購入し、購入金額とお釣りを計算した。
 今回の校外学習を通して、児童らは身近にあるスーパーマーケットの店頭に品物が並ぶまでに、たくさんの人々の努力があることを発見した。

店員の話を聞く児童ら

店員の話を聞く児童ら