【17日付ニューヨークポスト】ブルックリン区の検事局は17日、夫を亡くした高齢女性の銀行口座から47万ドル(約5300万円)を盗んでいた同区のウエイトレスを、重窃盗罪および個人情報窃盗罪で起訴したと発表した。
アリシア・リーガル被告(46)は2002年、ウエイトレスとして働いていたダイナーで被害者の女性(84)と親しくなり、数年の間に、女性の誕生日や住所、社会保障番号、銀行口座、クレジットカード番号などの個人情報を入手した。同被告を信頼していた女性は、近所の薬局などで少額の買い物をするために、クレジットカードの使用を許可していた。
同被告は、キャッシングサービスで7万3399ドル(約830万円)を引き出した他、電子機器や航空券の購入に加え、レストランやバー、競馬場、カジノホテルなどで20万4390ドル(約2300万円)を使っていた。また、ギャンブルのために信用限度額を引き上げ、競馬の賭博サイトに口座を開設していた。さらに女性の銀行口座から合計20万ドル分の小切手を自分宛に発行し、現金化していた。
同被告は有罪となった場合、15年間の実刑判決を受ける可能性がある。