【17日付DNAインフォ】一歩み足を踏み入れると、まるで自分がジェームス・ボンドかイーサン・ハントになったかのような気分になれるスパイ博物館「スパイスケープ」が12月、マンハッタン区にオープンする。
8番街と西55丁目の角にできる同博物館は、スパイの世界にどっぷり浸かれる展示内容となっており、7つあるブースではそれぞれハッキングや偵察方法などを紹介する他、実際に取調室での尋問体験やIQコードの作成、レーザートンネル内での偵察活動を経験できる体験型の展示もある。また、英国の秘密情報部の元トップが開発したプロファイリングシステムを使って、来場者がどのようなスパイになるべきかを判断する機器も設置されているなど、さまざまな仕掛けが随所に施されている。
スパイが実際に使用している小道具の展示には、これまで一般に公開されていなかった品々もあり、博物館関係者は「できるだけ多くの人にスパイの考え方や活動を知ってもらうよい機会」と話している。
入場料は39ドル。