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【26日付グラブストリート】フランス料理界を代表するシェフ、ジョエル・ロブションさんが今週、マンハッタン区のミートパッキングにレストランをオープンする。
「世紀のシェフ」として知られるロブションさんが、本拠地のパリからシンガポールやロンドンなど世界に展開を広げる「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」では、素材を活かした創作料理をおまかせスタイルで提供、ロサンゼルス市の店舗ではミシュラン2つ星を獲得するなど、定評がある。
ニューヨーク市内では同区ミッドタウンのフォー・シーズンズ・ホテルに入っていたが、5年前に閉店していた。復活に当たりロブションさんは「ニューヨークを離れたくなかった。世界の中心であるニューヨークは競争も激しいだけにやりがいがある。できるだけのことをしたい」と意気込んでいる。
再出店のため、世界中から優秀な料理人を集めるという力の入れようだ。その中には、東京のパン専門店「ル・パン・ドゥ・ジョエル・ロブション・ブランジェリー」の総括シェフ、山口哲也さんも含まれる。さらに、ラトリエにはカジュアルに料理を楽しめる「ル・バー・ドゥ・ジョエル・ロブション」も併設している。
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