野生動物に餌与えないで NY市がキャンペーン

 ニューヨーク市は6日、市内に生息する野生動物を守るキャンペーン「ワイルドライフNYC」を開始した。今回の主な目的は野生動物に餌を与えないよう呼び掛けるもので、ポスターを公共交通機関を中心に掲示する。
 ミッチェル・J・シルバー市公園局長は「良かれと思って餌を与える人が多いが逆効果。『狩り』の本能を衰えさせる。市内には豊かな自然があり、食料源には事欠かない」と話す。キャンペーンにはシカ管理プログラムも含まれている。

ウェブサイト www1.nyc.gov/site/wildlifenyc/index.page では、野生動物の習性、市民との安全な共存方法などを紹介している

ウェブサイト www1.nyc.gov/site/wildlifenyc/index.page では、野生動物の習性、市民との安全な共存方法などを紹介している