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【11日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ゴシップコラムニストで、「うわさ話の大御所」として名をはせたリズ・スミスさんが12日、マンハッタン区の自宅で老衰のため亡くなった。94歳だった。
スミスさんは1950年代からゴシップコラムの執筆を始め、76年からニューヨーク・デイリー・ニュースで自分の名前を冠したコラムを開始。その後、自身のコラムが全米70紙に掲載され、ニュース番組でゴシップコーナーを担当するようになると、一躍有名になった。
不動産王だったトランプ大統領と最初の夫人イバナさんの離婚をすっぱ抜いたのもスミスさんだった。この離婚については3カ月も取材を続けた上、「イバナさんは、結婚の継続を望んでいた」と書き、夫人の肩を持った。それに怒ったトランプ氏がスミスさんを解雇するため同紙を買収するという憶測まで流れた。
その後スミスさんは、2009年までニューヨークポストでコラムを執筆し、最近はウェブサイト上で情報を発信していた。スミスさんは87年のインタビューで、「ゴシップの世界は、あまり真面目に考えない方がいい。私のやっていることなんて、取るに足らない。それでも楽しんでやっているけどね」と話していた。
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