EDの男たちを救え NYのベンチャー企業がアプリ開発

 【13日付メトロニューヨーク】男性3人によるニューヨーク市のベンチャー企業、ローマンが男性の性機能障害(ED)の改善を目指した遠隔医療アプリを開発し話題となっている。
 使い方は簡単。①アプリにEDの症状と他の病歴、常用薬などを記入②医師と電話で相談③薬剤師がED改善用処方せん薬を調製④中身が分からないような包装で薬を宅配、といった段取りだ。医師が必要に応じて、追加の検査や対面による診断を推奨する。これで費用は15ドル(約1700円)。薬は1錠2ドルから62ドル(約230円から7000円)。ローマンは同アプリの提供を10月31日からニューヨークを含む5つの州で開始した。
 全米にはEDで悩む男性が約3000万人いるとされる。ED=中年以上とは一概に言えず、ローマンの共同創立者の1人、ザカリア・レイタノさんは17歳のころからEDだった。検査の結果、心臓疾患が原因と分かり、その治療薬でさらに症状が悪化した。現在26歳のレイタノさんは、同アプリの利用者「第1号」だ。レイタノさんは同アプリについて、「膝のサポーターのようなものだと考えてほしい。少しでも多くの男性が自分の健康を意識し、検診を受けてくれれば」と話した。

Roman 公式フェイスブックより

Roman 公式フェイスブックより