日本クラブ(マンハッタン区)は16日、ゴッホ研究の第一人者でオランダ在住の画家、吉屋敬さんによる講演会「ゴッホ事情・今〜ゴッホをより深く読み解く」を開催。病気、耳切事件や拳銃自殺の真相、浮世絵が印象派の画家に与えた影響、ゴッホが好んで描いた、ひまわりや麦についての見解を語った。
吉屋さんは、「昨年のゴッホ美術館の特別展で精神科医らがゴッホの病気を境界性人格障害(BPD)と推定したが、自傷行為や自殺、言動はBPDに一致する。狂人と見られたのは、理性との激しい葛藤があったため。全ての創造には知性が必要、ゴッホは狂人ではない」また、「ひまわりは感謝や愛を表現し、麦は聖書であり自分自身だった」と話した。ゴッホ愛にあふれた90分の講演に参加者たちは真剣な面持ちで聞き入っていた。
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