【20日付NBCニューヨーク】金融情報サイトのバンクレートは8日、リタイア後に住むのに適した全米都市ランキングを発表した。ニューヨーク市は娯楽の選択肢が豊富で、公共交通機関が発達していることが評価され18位だった。
バンクレートは、医療や税金、犯罪、生活費、気候、公共交通機関、文化施設などの要素を調査、50都市を全米から選んでランク付けした。トップに選ばれたのはペンシルベニア州ピッツバーグ市。生活費が安く、犯罪が少ないことが評価された。さらに、気候は厳しいものの、医療や福祉が優れているとしている。高齢者の人口も多いという。
マサチューセッツ州ボストン市が2位。3位以下、カリフォルニア州ロサンゼルス市、コロラド州デンバー市、ロードアイランド州プロビデンス市、ミネソタ州ミネアポリス市、フロリダ州タンパ市と続く。その他、トライステートエリアではコネティカット州ハートフォード市が37位、ニューヨーク州バッファロー市は47位だった。
「リタイア後は南部の暖かい州やアリゾナなどで過ごすという考えは過去のもの。高齢者に適した生活環境を提供できる都市は大きく変わってきている」とバンクレートは分析している。