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【11月30日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】マンハッタン区の連邦地方裁判所は11月29日、3キログラムものヘロインの不正取引に関与した疑いでニューヨーク市警察(NYPD)の警官を逮捕、起訴した。
NYPDの交通課対テロ部隊に所属するレイナルド・ロペス被告(26)は同日、ニュージャージー州の駐車場で、おとり捜査官に渡された3キログラムのヘロインを、ブロンクス区にいる麻薬密売人に届けることに合意したところを逮捕された。同被告はおとり捜査官に、「以前にも『運び屋』として麻薬を配達した経験があり、手順は分かっている」と話し、今回の配達により2000ドル(約22万円)の報酬を得るつもりだった。同被告は逮捕された際、私物の拳銃も所持していた。同月10日には、偽札が混ざった大金の中から、偽の100ドル札をおとり捜査官に見せていた。
同被告に対する最も重大な罪状は、1キログラム以上の麻薬所持未遂で、有罪が確定すると最高刑は終身刑となる。また、盗んだ個人情報で偽のクレジットカードを発行した疑いおよび偽造通貨所持の疑いでも起訴されている。
同被告は同日、裁判所に出廷し、20万ドル(約2230万円)の保釈金を支払い釈放されている。
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