UESで連続強盗 時計店と宝石店、同一犯か

 【6日付ニューヨークポスト】マンハッタン区アッパーイーストサイドの時計店で5日起きた強盗事件の犯人が、先月同じ地域で発生した宝石店の強盗事件にも関与している可能性が高いことが分かった。
 ニューヨーク市警察(NYPD)によると、5日午前11時15分ごろ、67丁目とマジソン街にある腕時計店、A・ランジュ・アンド・ショーンに野球帽とサングラス姿の男が銃をかざしながら押し入った。男は店内にいた客や従業員に床に伏せるよう命じ、持っていたハンマーでガラスケースを叩き割り、73万8000ドル(約8380万円)相当のドイツ製腕時計14個を盗み逃走した。
 先月21日にも同地域にあるスイスブランドの宝石店、ジャガー・ルクルトで似たような強盗事件が発生している。NYPDによると、同日午前10時40分ごろ、黒い野球帽とサングラス姿の男が店内を襲う様子が防犯カメラに収められている。このときは2人組による犯行で、銃を手にした1人が従業員らを押さえる間、もう1人がガラスケースを割り、30万ドル(約3410万円)相当の宝石など5点を持ち去った。
 NYPDは同一犯の犯行とみて捜査を進めているが、6日時点で犯人は捕まっていない。