火災による死亡者52%増加 3分の1が3件の犠牲
The scene outside 2363 Prospect Ave, Bronx, NY on Friday, December 29, 2017 following a horrific, deadly fire that occurred on the evening of Thursday, December 28, 2017. Benjamin Kanter/Mayoral Photo Office. This photograph is provided by the New York City Mayoral Photography Office (MPO) for the benefit of the general public and for dissemination by members of the media. The photograph may not be manipulated in any way and may not be used in commercial materials, advertisements, emails, products or promotions that in any way suggests approval or endorsement of the City of New York, the Mayoral administration, or the de Blasio family without prior consent from the MPO (PhotoOffice@cityhall.nyc.gov). Any use or reprinting of official MPO photographs MUST use the following credit language and style: 撤hotographer/Mayoral Photography Office�, as listed at the end of each caption.
【4日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨーク市で昨年、火災による死亡者数が大幅に増加していたことが、市消防局(FDNY)が4日発表した統計により明らかになった。2017年は、FDNYの歴史上、最も低い数字(48人)だった16年より52%増の73人が火災により命を落としたが、そのうちの約3分の1が3件の火災の犠牲者だった。
4月23日にクイーンズ区ジャマイカ208丁目で起きた火災では5人が死亡、12月18日にブルックリン区ミッドウッドで起きた、ユダヤ教の祝日に使う燭台を火元とする火災では母親と3人の子どもが死亡、同28日にブロンクス区プロスペクトアベニューで起きた火災では4人の子どもを含む12人が死亡した。同火災の出火原因はガスコンロでの子どもの火遊びだったが、母親が子どもを連れて外へ逃げる際、ドアを閉め忘れたことで被害が拡大した。
火災による死亡者数が増加した一方で、大規模火災の件数は16年の2313件より8%減少し、2123件だった。
ダニエル・ニグロFDNY局長は声明文の中で、「2018年がニューヨーク市民にとってより安全な年となるよう、さらなる努力を続けることを約束する」と述べた。
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