窓から飛び降りフェンスに串刺し 救助巡りビール瓶で殴打

 【15日付ニューヨークポスト】マンハッタン区ハーレム135丁目にあるアパートで15日、友人3人と酒を飲み酔った男性が窓から飛び降り、フェンスの先に串刺しになった。さらにこの男性の救助を巡り友人らはけんかとなり、1人がビール瓶で相手の頭を殴り逮捕された。
 同日未明、友人宅のアパートで夜通し酒を飲み騒いでいたエリセオ・アルバラド=ゴンザレスさん(27)に対し、セルソ・グズマン・リオスさん(31)は帰宅するよう求めた。ゴンザレスさんは階段ではなく窓に向かい、そのまま飛び降り、高さ8フィート(約2.5メートル)のフェンスに右脚の付け根が串刺し状態となった。ゴンザレスさんが部屋から姿を消したものの、友人らはすぐには気付かなかった。
 ゴンザレスさんが発見されたのはリオスさんがビールを買いに外出し、戻って来た午前7時ごろで、その後部屋では、誰が助けるべきかを巡ってけんかが勃発。ジェイミー・メンデス容疑者(28)が、ビール瓶で1人を殴打した。血だらけの現場に駆け付けた警官がメンデス容疑者を第2級暴行罪で逮捕し、フェンスの一部を切断してゴンザレスさんを救出、病院に搬送した。ゴンザレスさんの命に別状はないという。

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