今年のミス・ニューヨークは移民 ドミニカ共和国出身の26歳

 【20日付ニューヨークポスト】マンハッタン区ハーレム在住のジェネシス・スエロさん(26)が14日、2018年のミス・ニューヨークの栄冠に輝いた。この春には、州を代表してミスUSAに挑戦する。
 「ニューヨークが大好き」というスエロさんは、05年にタクシー運転手の父親と一緒にドミニカ共和国から移住。02年にミス・ユニバースのテレビ放映を見て憧れ、「これが私の進む道だ」と決めたという。
 5番街にある百貨店ブルーミングデールズで過去6年間、男性用スキンケア用品の販売員として働いていたスエロさんは当時の経験を振り返り、「英語は母国語ではないが、お客さんと話しているうちに自信がついた」と話した。さらに、ミス・ニューヨークの応募時に常連客2人がスポンサーになってくれたという。
 朝は午前5時45分に起床してエスプレッソとオムレツで朝食を取り、活動を開始。経営学の学位を取るべく大学にも通っており、ジムでの運動も欠かさない。昨年は、ニューヨークマラソンにも参加し、今年もミス・ニューヨークの飾り帯をまとって走る予定だ。スエロさんは、「神様は私に、人を笑わせ、喜ばせる素敵な個性を与えてくれた。これさえあればお金は要らない」と話している。

スエロさんのインスタグラムより

スエロさんのインスタグラムより