【29日付USAトゥデイ】世界的に人気のブロック玩具、レゴの世界観をテーマにした冒険型テーマパーク、レゴランドが2020年にニューヨーク州にオープンする。米北東部でのテーマパーク建設は1982年のシックス・フラッグス・アメリカ(メリーランド州)以来。
カリフォルニア州、フロリダ州に続き米国内で3つ目となるレゴランドはマンハッタン区から約100キロメートル北、オレンジ郡ゴーシェンに建設される。広さ500エーカー(約2平方キロメートル)の敷地内には、レゴの製造工程を学ぶことができるレゴファクトリーやブロックでできたレゴ王国、ジェットコースターの他、フロリダとカリフォルニアでも話題の3Dと4Dを駆使した乗り物、ニンジャゴーなど子ども向けのアトラクションが多数登場する。他の大型テーマパークの規模には劣るが、家族連れが楽しめる場所になりそうだ。
建設費用は約3億5000万ドル(約380億円)。計画段階では地元住民からの反対もあったが、諸問題も解決し、米国内で最もレゴ人気が高いとされる東海岸でのオープンに向けて着々と準備が進んでいる。寒さが厳しい同州の気候を考慮して冬季は休園とし、春、夏、秋のみの営業となる。